鳥取県倉吉市明倫地区、日本に現存する最古の円形校舎
【アーティスト・イン・レジデンス事業】
~地域の歴史資産を活用した地域再生のための社会実験~「豊かな風土と地域の活性化に向けて」
古くから街道沿いの鍛冶町として職人が仕事場で働く姿が通りの日常的な風景であった明倫に、アーティスト、学生たちが現代の「鍛冶屋職人」、円形校舎が「仕事場」となりかわって、働く姿をおみせします。
この円形校舎は現在、小学校として使用されていません。
明倫NEXT100のプロジェクトの実施時、またこれから始まる明倫AIR期間内には地域住民、子供たちに開放され、建物が学校として生かされていたかつての情景を呼び覚まします。
その懐かしく、でも新しい景色に触れることが、地域の人々の中に記憶の再生をもたらし、新しい会話、コミュニケーションを促進させるきっかけをつくります。これが倉吉市明倫地区において「アーティスト・イン・レジデンス」事業を実施する目的であり、地域の再生、活性化への向けよい効果を生むことを期待しています。
【アーティスト・イン・レジデンス事業】
~地域の歴史資産を活用した地域再生のための社会実験~「豊かな風土と地域の活性化に向けて」
鳥取県倉吉市明倫地区に現存する「円形校舎(旧明倫小学校)」をスタジオ(=制作アトリエ)にして、アーティスト・イン・レジデンス事業が倉吉市で初めて開催されます。
アーティスト(=芸術家)が鳥取県倉吉市明倫地区に一定期間滞在し、住民との交流、地域資源の活用に取り組みながら作品制作を行うスタイルのアーティスト・イン・レジデンス事業を、鳥取大学、地元の町づくり活動団体、アートプロデューサーとの恊働で、地域資産とアートによるまちづくり事業実行委員会として運営するものです。
アーティストは、地域の一般家庭にホームステイ体験をしながら、スタジオを拠点に日夜制作を行います。明倫地区に保存される貴重な、そして通常は内部に入ることができない「円形校舎」の旧教室をスタジオとして使用します。
この事業では、日頃、特に日本では公開される機会の少ない「アーティストが働く現場、仕事場」、「作品ができあがる過程」を訪問し、みたり、触れたり、またアーティストと直接話したりすることができるのが特徴です。
この地域で実施される「アーティスト・イン・レジデンス」の性格は、暮らしの中の、生きているということそのものから美しさを再発見すること。人々とアーティスト、アートとの交流「アーティスト・イン・レジデンス」のもたらす効能のひとつを最大限に拡張していきます。地域の中から、いくつ、そしてどんな場面で新しい、また古めかしい「美」を見つけることができるのか、アーティストと地域の方々が対戦するおもしろおかしい「発見ゲーム」のようなものと考えてみてください。「アーティスト・イン・レジデンス」は、実に生活臭に満ちた人々の生活に身近な文化事業なのです。
主催:地域資産とアートによるまちづくり事業実行委員会(鳥取大学・明倫NEXT100)
協力:明倫地区自治公民館協議会
協賛:(企業さん、個人のサポーターを募集中です!)
企画:小田井真美(AIRアドバイザー、アートプロデューサー)
by meirin_de_AIR
| 2010-08-10 15:13
| 概要D
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